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ECプラットフォーム主要イベントまとめ~2022年上半期【前編】

2022年も間のなく年の瀬を迎えますね。
年末の商戦期が慌ただしくなる今日この頃です。
各モール及びEC領域のご担当者の皆様はまさに師走の状況でしょうか。
 
コロナ禍から2年が過ぎ、EC利用者も急激に増え、各プラットフォームにおいても
バブルとも言えるような成長が見られました。
 
また今年に入り、行動制限も緩和され、オフラインに関しても一定の落ち着きを戻す中、
ECバブルは終わったとも思われていることも一部あるかと思いますが、
ユーザーの消費に向けた行動導線の選択肢が多様化されましたというのが大きな事実であり、
EC領域は引き続き進化しております。
 
今回は2022年におけるECプラットフォーム3社【Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング】
における年間のイベント状況をサマライズしてみました。
 
各プラットフォームの特性やユーザーの購買導線に関してイベントが軸に
流通が推移されることは明らかになり、筆者自らの振り返りも兼ねて比較して見ることにしました。
 
主に主要セール、イベント(定期、不定期)、季節特集などに一旦フォーカスしました。
 
2022の上半期(1月~6月)はざっとこんな感じです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
毎月のタイムセールの他、カテゴリ毎の季節特集なども定着し豊かになってきました。
最大のイベントはプライムデーになり、昨年は6月に開催されましたが、今年は7月開催となりました。
また先週から始まったブラックフライデーと合わせて、次回記事の下期(7月~12月)を予定してますので、
そちらで見ていければと思います。
定期購入やプライム会員特権など他のモールと同等に比較できる部分が難しいですが、定期的なタイムセールなど、季節に応じた特集イベントへの導線、特に特日を気にしない点がユーザーの定常利用の部分でも強みとも考えます。
忖度抜きとして筆者はイベントを考えない場合、定常的な利用頻度に関して最も高かったかもしれません。
 
 
 
 
 
お買い物マラソンが各月前半と後半に分けて定常的に開催され、
(後半マラソンが開催されない、もしくは急遽特別イベントが開催される場合もあり)
3の倍数月におなじみの楽天スーパーセールが開催されるスケジュールです。
イベント期間は開始当日、5の倍数日が盛り上がりの起点となり、ほぼ毎年恒例のスケジュールと
言っても良いくらいなので、店舗側として流通予測から販促計画が立てやすいことから、
スケジュールを逆算して各種準備も進行しやすいのではないでしょうか。
また2日間限定の楽天市場の有名ブランド公式ショップが集結される、
Rakuten Brand Day(楽天ブランドデー)も回数を重ねて参りました。
 
季節イベントも多様に設けられており、店舗の多くがギフト開発にも注力し、スーパーセール前後と重なった時期に関しては各ジャンル店舗独自のオリジナル商品や販促戦略を立てて商戦期を向かえております。
特に上半期に関して、母の日特集はかなり大きな流通が発生すると言われます。
筆者もギフトを買うときにググって探した結果、楽天でギフトを買うことが多かったです。
楽天の季節イベントに関してはモール内だけでなく、外からの流入にも力を入れていると考えられております。
 
 
 
 
 
 
最も大きなイベントはお馴染みの超PayPay祭りになります。
上記2つのプラットフォームと異なり、年間通じてスケジュールの定着化がされていない点から
前年比較が難しい部分もあり、先日のPayPayモールとの統合によりこれからの変化に注目です。
 
参考記事:
 
統合前に関しましては、基本的に日曜日や5のつく日(5の倍数日ではない)が特日となり、
ソフトバンクユーザーが大きく恩恵を受けることができるところが特徴で、
ビックイベント以外にも毎週日曜日の流通予測が立てやすい環境かと思います。
また超PayPay祭期間中の最終日直前(グランドフィナーレ期間)や5のつく日曜日に関しては、
通常の5のつく日曜日に比べ、瞬間風速的な流通も期待できるような特徴もあります。
オフラインにおけるPayPayユーザーも拡大し、統合時に発表されたLINEとの連携や
Yahoo!経済圏の拡大も視野に入れると今後注目すべき点が多々あります。
筆者的はソフトバンクユーザーなので日曜日の利用が非常に多かったです。
(また買う買うサタデー【買う→かう→cow】など牛柄のユーモアなゲリライベントバナーも好きです。)
 
 
各プラットフォーム特徴がありますが、一方ユーザーも利用シーンの多様化が進んでおり、
 
「どのタイミングで?」
「どこのプラットフォームで?」
「自身はどんなお客か?」
「どのような商品を?」
「なぜ?どういうきっかけで?」
「どのような買い方を?」
 
など初心に戻るような5W1H的な感じですが、
運営担当者としての身分は一旦置いとき、
利用者目線で改めて振り返ってみるのも新たなアイディアが出てきそうですね。
 
複数のプラットフォームを利用しているメーカーも増えており、
販路別の注力方針、新たなチャレンジや投資計画など設計される上で、
イベントは消費者への重要なアクセス導線となりますので注目すべき点となります。
 
次回は2022年下期(7月~12月予定イベント)をサマライズしますのでお楽しみに!
最後までお読み頂きありがとうございます。
 
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