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創業94年目老舗メーカーの壺屋総本店様が Shopifyへ移行!その効果とは?

 

 

 

 

こんにちは!

今回は実際にShopifyを使用してサイトをリニューアルしたクライアント様にインタビューを行い、使用感やメリットなど、リアルな感想をお伺いしたいと思います。

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  1. ShopifyでECサイトリニューアルを決めた理由
  2. Shopifyで実現したかったこと
  3. Shopifyを利用していて便利なこと
  4. Shopifyにリニューアルして得られた効果と今後の展望
  5. おわりに

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1. ShopifyでECサイトリニューアルを決めた理由

【CC】blog_20230627-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社CARTA COMMUNICATIONS メディアソリューションディビジョン シニアマネージャー 加藤潤一(以下、加藤氏):
北海道のお土産代表の「き花」がECに力を入れようと思ったきっかけを教えてください。

【CC】blog_20230627-4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社壺屋総本店 専務取締役 村本暁彦(以下、村本氏):

3年前のコロナ渦がきっかけです。観光客が減り、自社の19店舗と空港などのお土産ルートの卸先の売上がダウンしました。この状態がしばらく続くと見込み、ECを強化する流れとなりました。まずはモールで売上を作っていましたが、メーカーとしては各種SNS広告との連携やオウンドメディアとしても自社EC(自社サイト)を活用し、中長期的にECの売上を伸ばしていくことが必要と考えていました。自社ECでは自由な表現ができることも重要なポイントでした。

 

加藤氏:リニューアルにあたって既存のECの課題だった部分を教えてください。

 

村本氏:デザインのリニューアルとスマホ対応を強化したいと思ってました。過去テレビで商品が取り上げられた際にサーバーが落ちてしまった点も課題として感じていました。

 

加藤氏:なぜShopifyを選定したのか教えて頂けますか。

 

村本氏:アプリの拡張性が高い点です。割と素人でも拡張しやすいと聞いていて、実際に自分たちでアプリを導入して運用も行っています。こういうことがしたいと思ってアプリを探すとすぐに見つかり、導入も簡単にできることは魅力です。ある程度知識があれば、利用することも簡単です。例えばSNS広告を始めたときに、LP作成アプリを自分たちで追加してキャンペーンのLPを作成しました。コードの知識がなくても導入&活用できるので便利です。

 

2. Shopifyで実現したかったこと

加藤氏:Shopifyを採用して実現したい要件はどのようなものでしたでしょうか?

 

村本氏:ECの売上を成長させるためにデザイン性や更新性を高めたいと思っていました。また、アクセスが増えた際に、サーバーが落ちてしまったこともあったのですが、リニューアルしてからもサーバーのトラブルは無いです。

 

加藤氏:Shopifyで構築していく上でこだわったポイントは?

 

村本氏:ECサイトとコーポレートサイトを統合して制作した点です。ブログ記事とニュース記事で社外へ発信ができてEC機能を共存させることを期待しました。

【CC】blog_20230627-2

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ記事から商品ページへ誘導することで理解促進~購買へ促している

 

 

 

 

 

 

 

 

3. Shopifyを利用していて便利なこと

加藤氏Shopifyを利用されていて便利だと感じることはありますか?

 

村本氏Shopifyのデフォルトのメール機能で、き花を買って頂いた方にRAMSの商品を訴求しクロスセルを狙ったり、地方で催事をする際に、地方にエリアをセグメントしてクーポンコードを配信して効果検証をしたり、顧客セグメントが簡単にできることは便利です。

また、商品管理も使いやすいです。商品メタフィールドはカスタムで作成しましたが、デフォルト機能であってもよいと思います。

 

加藤氏:売上分析やオペレーション面についてはいかがですか?

 

村本氏CVまでのルートが見れるのは良いです。広告流入からのCVが見れるのも良いです。受注管理におけるコメント機能も使っています。請求先を変更したいなどの対応に関してコメントで対応を社内共有できるのがメリットです。タイムラインで管理できるのも使いやすく、発送ステータスも分かりやすいです。

 

加藤氏:貴社では温度帯別の配送設定をしていましたが、そのあたりの運用はいかがでしょうか?

 

村本氏:別温度帯の商品を同梱できないようにカートの設定をしてくれたので、クレームを含めて運用で不具合は特に無いですね。

 

加藤氏:その他便利な機能はありますか?

 

村本氏:広告とのタグ連携は便利ですね。ボタン一つでGoogleMetaとの連携ができるのは良いです。一方で広告運用はプラットフォーマーの管理画面を使っているので、そのあたりの連携はもう少し進むと良いですね。

 

4. Shopifyにリニューアルして得られた効果と今後の展望

加藤氏:Shopifyリニューアル後の売上データを見ると、CVRの上昇や購入数の増加も見られます。購入数が昨年対比で140%程度伸びている月もありますね。

村本氏:そうですね。

加藤氏:他の事業者さんへShopifyについておすすめするとしたらいかがでしょうか。

村本氏:月商規模によっては別の小規模向けのECクラウドサービスを利用されるよりはShopifyを使用した方が機能が充実していて、利用しやすいかと思います。ある程度中長期的に売上の成長を計画している場合は最初からShopifyの方がよいのではないでしょうか。

加藤氏:その他Shopifyに関してお伝えしたいことはございますか?

村本氏:開発費をかけなくても、やりたいことは実現できることが多いと思います。過去、新しい機能を追加したいと思っても、都度追加費用がかかって諦めてしまっていたことも、アプリを使えば低コストで実現できるケースが多いです。

また、要件定義でShopifyで実現できない場合もShopify Flowで要件に近づけることはできることもありました。

Shopifyへの希望としては国内の商習慣に合わせた機能の拡充をお願いしたいです。代引きやのしなどの機能は国内のギフトに強いカートに比べるとまだまだ劣っている印象です。

一方で、今後、越境ECを検討していく上で同じカートでスタートできることもよいですし、アプリを使えればある程度実現できると思っています。
同じくアプリで対応できることで、定期購入(サブスク)にも取り組んで行きたいです。これも
様々なアプリがあるので導入までのハードルは低いと思います。
総じてshopify側でのつまずきより、商品開発など社内側での課題の方が多く出そうなのでshopifyのアプリを最大限使いこなせる社内体制を築くことが重要と感じています。

北海道旭川市の菓子店「壺屋総本店」公式サイト

【CC】blog_20230627-1

5.終わりに

いかがでしょうか?

 実際にShopifyを運用している方でも共感できる内容だけでなく、新たな発見があったのではないでしょうか。

コマースコンテナのECコンサルでは、Shopifyの構築やコンサルティングも対応可能ですので、お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください!

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それでは次回のブログをお楽しみに!

 

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