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Amazon、楽天市場、新生ヤフーショッピングの違いをトークディスカッション(後編)

※トークディスカッションメンバーを再掲※

 こんにちは、前回に引き続き今回のブログは弊社の各モールコンサルタントで各モールの得意、不得意や使い分けについてチーム内メンバーをピックアップして、ディスカッションした内容の後半戦をお届けします。

 

<トークテーマ>

 

・得意な業種ってある? ※前半ブログにて※

・各モールのイベントについて(ギフトってどこがどう強い?) ※前半ブログにて※

・販促の仕方も違うよね? ⇒この回はこちら

 

 

<※再掲※ディスカッションメンバー>

 

モデレーター 

:特に楽天のメーカービジネスに詳しいコンサルタント。コスメ、飲料ジャンルが特に詳しい

 

Amazon先生

:元アパレルメーカー出身でAmazonの担当を実施。Amazonのベンダービジネスに詳しいコンサルタント

 

 モール先生

:Yahoo!(ヤフー)ショッピングではメーカー公式店の店長も。楽天、ヤフーに詳しいコンサルタント

 

 店舗先生

:幅広くモールコンサルの経験があるが、特に楽天店舗に詳しいコンサルタント

 

■販促の仕方って違うよね?3モールの販促手法(今回は主に価格インセンティブ)について

 

モデレーター

3モールで販促の違いが大きくあるかと思います。各モールの販促の価格インセンティブについて深堀りできればと思います。

 

Amazon先生

毎月の価格インセンティブ施策でいうと、月1回のタイムセールにエントリーをしながら、クーポンを行ったりします。結構シンプルですね。楽天市場は色々タイミングも含めてありますよね。

 

モデレーター

楽天市場の価格インセンティブでできる事って、店舗側で設定するポイント施策、クーポン施策、またスーパーDEALにエントリーする施策(エントリーを行い、ポイントを20倍以上つけられる値引きとしてのポイントバック施策)が主かと思いますが、50%や40%ほど行かないDEALポイント倍率だと、結果Amazonの売値と一緒だったりして、価格面でのインセンティブ施策やタイミングって重要かと思います。※記事の下部に楽天スーパーDEALの補足記載あり

 

Amazon先生

どう使い分けているのでしょう?

 

モール先生

価格が大きいものは還元要素が大きく、パーセンテージのポイントバックを実施。小口だと少しでも安いクーポン

ですかね。小さいものって楽天で頼むと送料が発生してしまうので、クロスセルや複数買いを推奨しますね。

 

店舗選定

あとはDEALサーチの申請がメインいなっていくるかと。※記事の下部に楽天スーパーDEALの補足記載あり

 

モデレーター

ちょっと販売期間の制限はかかりますよね。

 

店舗先生

イベント前の期間は、割り切って販売を停止して、事前告知を行いお気に入りに登録してもらい、イベント中売上を拡大させるがいいですね。コピーページはやらない方がいい。レビューも割れますしね。検索広告のRPPへも影響が出ます。

 

モデレーター

それは、本当そうですね!メイン商品の場合、ついついコピーページを作成してしまう店舗さんもいらっしゃいますが、ここはこらえたいところですね。

 

モール先生

販促インセンティブはイベントごとでの再現性があるので、やるかやらないかかと思うのですが、楽天だとイベントが定着しているのでそうなると検証もしやすし、対策もしやすいですね。

ヤフーは統合してからの売上規模は不安定ですが、今後の展開には期待がもてる。Amazonはポイント還元という分かよりも、すぐほしいに答えてくれる。結局は使い分けされているユーザーもいるというところですよね。

 

■改めて3モールの違い、使い分けについて

モデレーター

今の話の流れで改めて使い分けの部分も再度お伺い出来ればと思います。

 

店舗先生

楽天やヤフーはギフトでの差別化が図れるので伸びしろあると展開しやすい市場だなと思います。

Amazonでのカートの取り合いについていけないという声は多く、セラーでカートとる為の負担が大きいというお話も多いです。Amazonは型番×最安値×広告の三重苦という状況になりますから。

 

モデレーター

プライベートブランドが強いところや、ギフト対応など含めた店舗の色で販売強化できる企業は、楽天、ヤフーで売上を伸ばしやすいのかもしれないですね。逆にギフトとなると、体制を整える負荷からメーカー企業としては取り組みの整備に時間や実現できないラインがありますものね。

 

モール先生

ジャンルに合うか合わないか。型番か、非型番か。自分用かギフトか。その観点で強化モールを整理していくといいですね。

 

Amazon先生

メーカーは価格面と卸先とのバランスを考えながら、Amazon、楽天、ヤフーの強化バランスを見ていく必要がありますね。

 

モデレーター

改めて同じチームで仕事をしていても、改めてこういう風に話してみると新たな発見があって新鮮でしたね。

ブログを最後までご覧になっている皆様へも、何かしらのヒントになれば幸いです。

 

またテーマを設けて情報発信をしていければと思います。

 

※聞きなれない方への楽天市場のスーパーDEAL解説※

 ※楽天市場 スーパーDEALのページイメージ※ 

楽天市場が提供する高ポイント還元型サービスになります。

通常店舗の商品登録のポイント還元率は最大20%になりますが、スーパーDEALはエントリーを行い、楽天市場からユーザーにポイント還元を行う仕組みで、20%以上最大50%までポイント還元できる仕組みです。

楽天市場TOPページや、スーパーDEAL内のサーチ結果や通常サーチでもアイコンが表示されたり、様々な導線で露出も強化できる販促施策の一つになります。

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